Marketing Hubは、HubSpotのCRMに集約された顧客情報と連携し、マーケティング活動を一元管理できる統合型のオートメーションソフトウェアです。2005年にアメリカで開発され、世界135ヵ国以上で25万社(※)を超える企業に導入されています。
このページでは、MA型のABMツールである「HubSpot Marketing Hub」の機能や特徴、費用をはじめ、導入事例などをご紹介します。
| 導入企業名 | NTTPCコミュニケーションズ |
|---|---|
| 業種 | ソフトウェア&テクノロジー |
NTTPCコミュニケーションズでは、顧客データが施策や部門ごとに分散管理されており、営業効率やプロセスの見える化が課題となっていました。
HubSpot導入後は顧客情報を一元管理し、40種類に及ぶサービスの営業プロセスを可視化。SNS運用や広告管理も含め、すべての施策をHubSpotに集約した結果、約2億円のコスト削減と毎年約200%の売上成長に成功しています。
HubSpot Marketing HubはMA型ABMツールであることから、特にマーケティングに関する機能が充実です。ここでは、数ある機能の中から、4つの代表的な機能をピックアップして、それぞれ特徴をご紹介します。
HubSpotでは、ドラッグ&ドロップ操作で直感的にランディングページを作成できます。テンプレートの活用によりデザイン性の高いページも簡単に構築が可能です。また、フォームを設定することもでき、そこで取得した情報はCRMと自動連携できるため、効率よく情報収集が行えます。
パーソナライズされたメール配信が可能で、テンプレート機能やAIの活用により誰でも効率よく作成できます。A/Bテストの実施や、開封率・クリック率といった効果測定も行えるため、見込み顧客への適切なアプローチと改善施策に役立つでしょう。
複数のSNSアカウントを一元管理でき、投稿の作成・予約・配信・効果測定までを一括処理できます。さらに、CRM側に自動でリンクされるため、状況を把握した上でのコミュニケーションが可能。ROIレポートの作成機能も搭載されており、SNSのモニタリングの効率化が図れます。
Webサイトの訪問者が検索エンジンで使用したキーワードを把握でき、優先度の高い順から表示されるため、初心者でもページごとに対策が可能です。キーワードの最適化や内部リンクの整備を通じて検索順位の改善を図り、自然検索流入の拡大につなげることができます。
HubSpot Marketing Hubは、企業規模に応じた柔軟な導入が可能で、無料プランから始められる拡張性の高さが大きな魅力となっています。必要な機能を無駄なく選べるため、コストの最適化が図れます。
SNSやメール、広告などのチャネルを一元管理できる点も特筆すべき強みです。分散しがちな情報を一括で把握できるため、運用の手間を大幅に削減しながら、より戦略的なマーケティングを展開できます。
HubSpotの統合性と拡張性は、成長段階にある企業にとっても心強い要素です。
初期費用をかけずに無料プランから導入でき、必要に応じて機能を段階的に拡張できるのが魅力です。顧客管理やLP作成、レポート作成などの基本機能も備えており、ツールの一元管理によって業務の効率化も図れます。小規模企業でも無理なく導入ができるツールと言えるでしょう。
ABMツールといっても、その活用方法は営業部門とマーケティング部門とで異なり、さらに自社の課題をどう解決したいのかによっても選ぶべきツールは変わります。
このメディアでは、インバウンド/アウトバウンド別の目的に応じて、商談化に直結しやすいABMツールを4つ厳選してご紹介。自社の現状にフィットするツール選びの参考として、ぜひご覧ください。
HubSpotはMAだけでなく、CRM、CMS、SFAなどの機能が一つになったオールインワンパッケージでの提供となります。すでにこれらのツールを導入している企業では、同じ機能が重複してしまい、無駄に感じてしまう場合があるかもしれません。
※年間契約にすると料金がお得になるプランも用意されています。
※ProfessionalとEnterpriseは導入支援費用が別途かかります。
| 提供会社 | HubSpot Japan |
|---|---|
| 対応言語 | 日本語対応 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビル |
| 電話番号 | 03-5656-5900 |
| 公式サイトURL | https://www.hubspot.jp/ |
ABMツールと一口に言っても、その活用方法は営業部門とマーケティング部門とで異なります。
ここでは、インバウンド営業・アウトバウンド営業それぞれの特性に応じて、アプローチ可能なフェーズや手法に違いのあるツールをご紹介いたします。ツール選びの参考にしてください。