特定のアカウント(企業)に対してマーケティング活動を最適化するABM。その推進にはツールの導入が欠かせません。このページでは、ABMツールを活用して成功した企業の導入事例を業界別にまとめました。さらに、導入事例を通じて見えてきた成功企業の共通点についても解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
ここではSaaS・製造・教育・人材などの事例を紹介。課題解決や成果に注目し、自社に近いケースを通じて成功パターンを知り、実践的な活用のヒントを得ましょう。
スマートメディアは、自社商材の潜在ニーズは高いものの、商談につながらない点に課題がありました。Sales Markerの導入により企業の興味関心が把握でき、ニーズが顕在化したタイミングでのアプローチが可能に。Webフォーム送信による反応率は最大19%に達し、業務効率化にも導入効果が現れています。
営業改革に取り組んでいたハーモは、コロナ禍による顧客接点の変化を機にHubSpotを導入。営業活動に特化したマーケティングサイトを構築し、Webセミナーやコンテンツ活用による見込み客創出を実現しました。初年度で想定の3倍となる約3,000万円の売上に貢献し、社内の営業活動にも成果が波及しています。
パソナグループはグループ横断DX推進のため、各グループ内に散らばる顧客データの統合を目的にユーソナーを導入。グループ横断でデータの利活用が進められる基盤を構築しました。また企業属性の自動付与により、関心の高い企業へのアプローチが可能になり、成約率の向上にもつながっています。
エム・マーケティングは、メール施策の効率化に加え、将来予定されているWebマーケティングの立ち上げにも備えSATORIを導入。メルマガ作成工数が最大1/6に削減され、さらに顧客情報も短時間で編集できるようになり、Web広告施策の分析など本来注力すべき業務に、時間を割けるようになりました。
先に紹介した業界別の導入事例も踏まえると、ABMの導入により成功を収めた企業には主に3つの共通点があるようです。成功企業の共通点を通じて、ABM導入で成果を上げるためのポイントを掴みましょう。
成功企業に共通するのが、営業とマーケの密な連携体制です。部門間の情報共有や役割分担を明確にし、リード獲得から商談化までを一貫して管理することで、顧客接点の質とスピードを高めています。また、共通の目標を持つことで施策の整合性も保たれ、社内全体で成果を出す動きにつながっています。
成功企業は、購買意思決定に関与する人物像を可視化し、ニーズや関心に応じた情報提供を実施。的を絞ったアプローチによって、高い成果を上げています。属性や行動履歴をもとに、適切なチャネルとタイミングで接点を持つ工夫が、成果創出に欠かせないと言えるでしょう。
成果を出す企業は、ツール導入だけでなく運用の仕組み化にも注力しているのが特徴です。データ整備や業務フローの明確化により、再現性のある運用体制を構築し、施策の継続的な改善につなげています。属人的な対応を減らすことで、組織全体でのパフォーマンス向上も期待できるでしょう。
ABMの成功にはツール導入や施策実行だけでなく、営業・マーケ・経営企画などチーム一丸となって共通のアカウントを追い、データと戦略で意思連携した体制が必要です。組織的な体制設計とマインドセットの共有が、ABMの成功に欠かせません。
ABMを成功に導くには、営業・マーケ・企画が連携する「クロスファンクショナルチーム」が必要です。その上で、チーム全体の「情報」と「KPI」を統合します。さらに、アカウント中心思考に切り替えることで各部署の動きを統合し、スムーズな意思決定を促進できるようになります。
ABMはターゲット企業に焦点をあて施策を講じることから、「量」ではなく「質」を重視する思考への転換がABM成功の鍵となります。さらに、部門の垣根を越えた共通ミッションを持つことで、チームの一体感を高めることができます。また、「仮説検証」を繰り返す柔軟な姿勢も、継続的な改善に不可欠です。
ABMの導入は、営業・マーケ・企画部門が密に連携し、キーマン理解に基づいた戦略や運用体制を整えることが重要です。本ページで紹介した導入事例や成功企業の共通点を参考に、自社に合ったABMの進め方を見つけ、着実な成果につなげていきましょう。
ABMツールといっても、その活用方法は営業部門とマーケティング部門とで異なり、さらに自社の課題をどう解決したいのかによっても選ぶべきツールは変わります。
このメディアでは、インバウンド/アウトバウンド別の目的に応じて、商談化に直結しやすいABMツールを4つ厳選してご紹介。自社の現状にフィットするツール選びの参考として、ぜひご覧ください。
ABMツールと一口に言っても、その活用方法は営業部門とマーケティング部門とで異なります。
ここでは、インバウンド営業・アウトバウンド営業それぞれの特性に応じて、アプローチ可能なフェーズや手法に違いのあるツールをご紹介いたします。ツール選びの参考にしてください。