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ABMツールの成果をどう測る?追うべきKPI設計と効果測定の基礎知識

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ABM(アカウントベースドマーケティング)は、従来の「リード(個人)の数」を追うマーケティングとは異なり、「ターゲット企業の攻略状況」を可視化することが重要です。本記事では、ABMツールの導入成果を最大化するためのKPI設計と、具体的な効果測定の手法について解説します。

ABMツールで追うべき重要指標(KPI)とは?

ABMにおいて重要なのは、「ターゲット企業のエンゲージメント(関与度)」です。従来のマーケティングでは資料請求数などの「点」を追いますが、ABMでは特定企業内での複数部署との接触や、意思決定者への到達度といった「面」での指標が求められます。

具体的には、「ターゲットリストの何%に接触できているか(カバレッジ)」「企業内での行動量(エンゲージメント)」を定量的に把握することが、成果への第一歩となります。

フェーズ別・おすすめのKPI設定例

【導入初期】ターゲット企業へのリーチ率・認知度

初期段階では、自社のターゲットリストに対して「どれだけ認知されているか」を指標にします。

  • ターゲット企業のサイト訪問率(インテントデータの活用)
  • ターゲットアカウント内の担当者カバー率(コンタクト情報の獲得数)

まずは「土俵に上がっている状態」を数値化しましょう。

【中期】商談化率・有効商談の創出数

ターゲットとの接点ができ始めた中期では、質の高い商談が生まれているかを測定します。

  • 重要人物(キーマン)との接触数
  • ターゲット企業からの商談転換率

単なるアポイント数ではなく、受注につながる「有効商談」の創出を重視します。

【長期】受注単価の向上・LTV(顧客生涯価値)

最終的には、売上への貢献度を評価します。

  • 非ターゲット企業と比較した受注単価の差
  • 既存ターゲット企業内でのクロスセル・アップセル額(LTV)

ABMは高単価な受注を狙う戦略であるため、単価や継続性が重要な指標となります。

ABMツールのROI(投資対効果)を算出する考え方

ABMツールのROIを算出する際は、「(ABM経由の売上額 - 施策コスト)÷ 施策コスト」という基本式に加え、非ABM施策との比較が不可欠です。「商談化までのスピードがどれだけ短縮されたか」「1受注あたりのコスト(CAC)がどれだけ最適化されたか」を加味することで、ツールの真の価値を証明できます。

レポート機能を活用した「成果の可視化」の手順

多くのABMツールには強力なレポート機能が備わっています。以下の手順で可視化を進めましょう。

  1. ダッシュボードの構築SFA/CRMと連携し、ターゲット企業の動きをリアルタイムで同期。
  2. スコアリングの設定:Web閲覧やメール開封など、ターゲットの行動を数値化してランク付け。
  3. 定例共有:マーケティングと営業が同じ指標(ダッシュボード)を見て、次に攻めるべき企業を議論。

まとめ:データに基づいた改善サイクル(PDCA)の回し方

ABMの成功は、ツールを導入して終わりではなく、得られたデータを基に「ターゲットリストの精度」や「アプローチ手法」を磨き続けることにあります。

KPIを定期的に振り返り、現場の営業フィードバックとツール上の数値を照らし合わせることで、データに基づいた確度の高い改善サイクルを回していきましょう。

確度の高い商談を増やす
おすすめのABMツール4選

ABMツールと一口に言っても、その活用方法は営業部門とマーケティング部門とで異なります。

ここでは、インバウンド営業・アウトバウンド営業それぞれの特性に応じて、アプローチ可能なフェーズや手法に違いのあるツールをご紹介いたします。ツール選びの参考にしてください。

イン
バウンド
営業
自社と親和性が高い
未接点の
見込み企業も
分析・開拓できる
Marketing Marker
MarketingMarkerHP
画像引用元:MarketingMarker公式HP(https://sales-marker.jp/marketing-marker/)
  • Web上の行動履歴(検索・広告閲覧・クリック)と企業データベースを掛け合わせ、今ニーズが高まりつつある企業を潜在的な段階から発見できる。
  • Web上の行動から得た興味関心データをもとに、検討段階に合わせたLPやポップアップを自動表示。検討段階にない顧客にもニーズを喚起することで、新たな市場の創出ができる。
イン
バウンド
営業
自社サイトを
訪問した企業を
ナーチャリングできる
TRENDEMON
TRENDEMONHP
画像引用元:TRENDEMON公式HP(https://trendemon.jp/)
  • 自社サイト訪問ユーザーが「どの記事を、どんな順番で読んで、商談につながったか」を可視化。コンテンツごとの商談化率を明らかにし、記事の改善ができる。
  • 商談に繋がりやすいコンテンツの中から、ユーザーごとに最適化されたコンテンツを自動で出しわけし、離脱を防ぐ
アウト
バウンド
営業
今まさに
自社に興味がある企業を
自動でリスト化できる
Sales Marker
SalesMarker
画像引用元:SalesMarker公式HP(https://sales-marker.jp/)
  • Web上の検索や閲覧行動をもとにニーズが顕在化したユーザーを検知可能。“今すぐ商談に繋がりやすい顧客”を自動でリストアップできる。
  • 部署・業種・従業員規模などの詳細条件と掛け合わせ、自社サービスの購入を検討する「部署」「担当者」に直接アプローチできるので、アポ率向上が期待できる。
アウト
バウンド
営業
属性条件を組み合わせて
自在にリスト化できる
SalesNow
SalesNow
画像引用元:SalesNow公式HP(https://top.salesnow.jp/)
  • 約540万社以上(※)の企業データと、業種、従業員数、売上規模など、100項目以上の条件で企業検索が可能。自社のターゲットに合致する企業を絞り込める。
  • 例えば、「フリーランス人材を募集している企業」など、行動や取り組みから今注力している領域が推察される企業を抽出。ドンピシャのターゲット企業を柔軟にリスト化できる。
※参照元:SalesNow公式HP(2025年7月23日確認時点) (https://top.salesnow.jp/)