本記事では、数あるABMツールの中でも、企業データベース型と呼ばれるツールについて解説します。ツールの概要や選び方のコツなど、製品選びに役立つ情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
企業データベース型ABMツールは、企業情報を網羅したデータベースを基にターゲットを絞り込み、効率的なアプローチを支援するツールです。
売上規模や業種、従業員数、役職情報など細かな条件で絞り込みが可能で、ターゲット企業の選定やリスト作成を自動化できるため、営業・マーケティング活動の効率化や精度の向上が期待できます。
企業データベース型ABMツールは、ターゲット企業を明確に絞り込み、計画的に営業・マーケティング施策を進めたい場合に適しています。新規開拓や市場拡大のために、特定業種や地域、企業規模を詳細に分析したリストを作成するのに便利です。
また、営業リソースが限られる中で効率的に重点企業に注力したい場合や、既存顧客のアップセル・クロスセルを狙う際にも活用できるでしょう。
ABMツールの中でも、企業データベース型の製品をご紹介します。ツール選びの参考にご活用ください。
SalesNowは、540万件以上の企業データ(※)を活用し、高精度なターゲティングと営業リスト作成を一括で行えるABMツールです(2025年7月調査時点)。業種や規模、テクノロジー導入状況などの条件で絞り込み、「今アプローチすべき企業」を可視化。属人的な営業活動をデータドリブンに変え、成果の最大化を支援します。
uSonarは、膨大な国内企業データベースを搭載したABMツール。CRMやSFA、MAなど外部ツールと連携することで、データのクレンジングや不足しているデータの補完ができるため、データの精度向上を図ることができます。
BALES CLOUDは、インサイドセールス向けに顧客データ管理はもちろん、架電やメール配信も効率化する多彩な機能が魅力。さらに、使いやすさを重視したシステム設定で、現場のアウトバウンド業務の効率化を後押ししています。
企業データベースに加えて、キーパーソンとなる人物のデータベースも搭載したLeadPool。さまざまな検索条件で情報抽出ができるだけでなく、キーパーソンのSNSアカウントを一括フォローできる機能など、多彩な機能が魅力となっています。
国内外の膨大な企業データベースに加え、500を超える業界レポートまで搭載したSpeeda。顧客分析機能や名寄せ機能など、データ活用する上での便利な機能が充実しており、ターゲティングにかかる工数削減が期待できます。
Datanyzeは、企業が利用しているWebテクノロジー情報を解析できる点が大きな特徴です。自社製品と連携しやすいツールを使っている企業や、競合のツールを利用している企業をリストアップし、的確なターゲティングを実現。営業活動の精度向上を支援します。
infoboxは、全国の法人電話帳やWebサイト情報など、多様なソースから収集した企業情報を基に営業リストを作成できるツールです。業種や地域、資本金などの詳細な条件で絞り込み、自社のターゲットに合致したリストを低コストで入手できる手軽さが魅力です。
Keyman-Proは、企業のキーマン(決裁者)に特化したターゲティングを可能にするデータベースです。部署や役職、職種といった情報からアプローチしたい人物を絞り込めるため、担当者レベルでなく、直接決裁者にアプローチしたい場合に効果を発揮します。
Musubuは、140万社以上の企業情報を網羅し、高精度な営業リスト作成からフォーム営業までを支援するツールです。AIがWeb情報を収集・分析し、常に最新の企業データを提供。検索軸が豊富で、ニッチな業界や特定のニーズを持つ企業も効率的にリストアップできます。
ホットアプローチは、企業データベースとMA(マーケティングオートメーション)の機能を組み合わせたツールです。自社サイトを訪問した企業や、メールを開封した担当者を特定し、見込み度の高い「ホットな」リストを自動生成。タイミングを逃さない効率的なアプローチを実現します。
企業データベース型ABMツールにもさまざまなタイプがあり、自社に適したものを見極めることが重要。導入後に後悔しないためにも、選定の際に見るべきポイントを整理しておきましょう。ここでは、3つの視点から、ツール選びのコツを解説します。
まず、押さえておきたいのがデータの質と更新頻度。住所や業種、売上高、従業員数、役職者情報などの詳細がどれだけ正確かは、ターゲット選定の精度に直結します。
さらに、データが定期的に更新されているか確認することも重要です。古い情報では営業活動が無駄になるリスクが高まるため、最新かつ信頼性の高いデータをもつツールを選びましょう。
検索機能の柔軟さや使いやすさも重要なポイント。業界や所在地、企業規模など複数の条件を組み合わせてターゲットを絞り込めると、自社のニーズに適した営業リストを作成しやすいです。
また、操作が直感的でわかりやすく、複雑な条件設定でも手間がかからない設計だと、現場の負担が軽減できるでしょう。
CRMやSFA、MAツールなど既存ツールとの連携性で特に注目したいのは、名寄せ機能やデータ統合のしやすさ。例えば、既存顧客データと外部データベースを突き合わせて重複や表記揺れを自動で統合できれば、データ品質が向上し、営業活動の精度が高まります。
また、連携によって既存ツールの情報がアップデートされる仕組みがあれば、社内全体でのデータ活用がよりスムーズになるでしょう。
企業データベース型ABMツールは、ツールごとに特徴が異なるため、自社の目的や営業体制に合ったものを選ぶことが大切。データの質や検索の柔軟性、既存システムとの連携性といった観点から比較・検討し、自社の成果につながるツールを見極めましょう。
ABMツールといっても、その活用方法は営業部門とマーケティング部門とで異なり、さらに自社の課題をどう解決したいのかによっても選ぶべきツールは変わります。
このメディアでは、インバウンド/アウトバウンド別の目的に応じて、商談化に直結しやすいABMツールを4つ厳選してご紹介。自社の現状にフィットするツール選びの参考として、ぜひご覧ください。
ABMツールと一口に言っても、その活用方法は営業部門とマーケティング部門とで異なります。
ここでは、インバウンド営業・アウトバウンド営業それぞれの特性に応じて、アプローチ可能なフェーズや手法に違いのあるツールをご紹介いたします。ツール選びの参考にしてください。